NGC 2974(銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/03/08, 21h34m, -3℃, 東御市・観測所
視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 2974, 光度 12.3mag, 大きさ 3.5′ x 2.0′, 分類 E4 Sy2 LINER, z 0.006294
視野角:約8′ x 5’ ↑N
ろくぶんぎ座にある銀河で地球からの距離は約9000万光年です。NEDの分類では楕円銀河でE4に分類されていますが、この画像からも円盤状に見え楕円銀河ではなさそうなことはわかります。
1988年にこの銀河に水素の円盤が発見され、レンズ状銀河の方がふさわしいことがわかりました。その後ハッブル宇宙望遠鏡で詳しく観測され中心部に巨大なブラックホールの存在が推測されています。この銀河については、なぜか英語版のウィキペディアにかなり詳しく解説されていますのでそちらも参照してください。
ろくぶんぎ座、NGC 2974付近 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(70mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/03/08, -3℃, 東御市・観測所 ↑N
NGC 2974の周囲にある12等以上のNGC天体を表示しています。NGC 3115はスピンドル星雲です、明るく大きいのでこの画像でもはっきり認識できます。