Sh 2-210(散光星雲), 光度:– mag, 直径:20′, 分類:E
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/01/11 -7℃, 東御市・観測所
視野角: 77′ x 51′ ↑N
Sh 2-207 – 212付近 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(100mm f4), Pentax K5IIs(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/01/11, -7℃, 東御市・観測所
視野角: 13.5° x 9.5° ↑N
視直径は20’ほどあり、特別明るいわけではありませんが表面輝度がそこそこ高いので写真には良く写ります。この星雲は電波や赤外線でも明るく見えていますが、なぜか、研究対象とされたことがなく関連する研究もごくわずかです。距離データもわずかに1件のみで、2,200 pcとされています。
この星雲の周囲を検索してみると、星雲を電離させているOB型の巨星が近くにはまったく存在しないことがわかります。おそらくそれが研究対象とならない理由の一つでしょう。電離星が存在しないと基本的な要素であるその星雲までの距離を正確に知ることができません。
ペルセウス座〜ぎょしゃ座 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), フィルターなし、Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/10/20, +6.0℃, 東御市・観測所 ↑N
*2021年10月20日 加筆・修正