中一光学 CREATOR 85mm F2, 絞りF3.5, Pentax K5IIs(ノーマル), ISO3200, 90s x 6, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/10/7, +12℃, 東御市・観測所
絞りF3.5, 中央部と四隅の400 x 267の星像、クリック拡大で等倍
Kマウント用の中望遠を物色していて昨年(2017年)に購入。ずーと未使用だったのを思い出して天体用に使えるかどうか、まずは星像テストをしてみました。
*ピント合わせの段階で輝星の青い色収差がカメラの液晶ではっきりわかりました。ピントの山がつかみずらく(どこが最良点かわからない)この時点でいやな予感。
*中央部、星像は甘く青い色収差もわかりますが思っていたよりは目立ちません。
*ごく中央部を除いて視野周辺に向かって星像はどんどん悪化していきます。
*中央から50%を越えたあたりから急激に悪化して4隅ではほとんど結像しません。
F3.5に絞ってもAPS-Cチップの中央部50%ぐらいがなんとか使えるぐらいで40年前のSMCタクマーレンズに負けてます。
というわけで、天体写真用には使えそうにない性能でした。残念。