NGC 5364, NGC 5363, NGC 5348, NGC 5336, NGC 5360
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 22=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/03/25, +1.0℃, 東御市・観測所
視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 5364(銀河), 光度:11.17mag, 直径:6.8′ x 4.4′, 分類:SA(rs)bc pec HII, z 0.004140, 視野角:約12′ x 08’ ↑N
ややゆるい巻の美しい渦状銀河です。核周辺には不完全なリング(rs)を伴い細い腕の中にはいくつかのHII領域を認めることができます。腕が非対称に発達しているのは、NGC 5363の重力的影響ではないか?とされていますが、赤方偏移の値を見るとNGC 5360の方が影響しているのかもしれません。
NGC 5363(銀河), 光度:11.05mag, 直径:4.1′ x 2.6′, 分類:I0? LINER, z 0.003799, 視野角:約8′ x 5’ ↑N
ダストの帯らしきものの存在がこの写真からもわかるので単純な楕円銀河ではなさそうです。SDSSの画像を見るとうっすらと取り巻く帯のようなものが見えます。残念ながらハッブル宇宙望遠鏡では観測されていないようで画像は確認できませんでした。
NGC 5348(銀河), 光度:13.9mag, 直径:3.5′ x 0.5′, 分類:SBbc sp, z 0.004840, 視野角:約8′ x 5’ ↑N
NGC 5356(銀河), 光度:13.3mag, 直径:3.7′ x 0.8′, 分類:SABbc: sp HII, z 0.004583, 視野角:約8′ x 5’ ↑N
NGC 5360(銀河), 光度:14.1mag, 直径:2.2′ x 0.8′, 分類:I0, z 0.003906, 視野角:約8′ x 5’ ↑N