NGC 4527(銀河), 光度:10.5mag, 直径:6.2′ x 2.1′, 分類:Sb, z 0.00528
IC 3474(銀河), 光度:14.2mag, 直径:2.2′ x 0.3′, 分類:Scd, z 0.00499
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 20=10分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/05/14, +8℃, 東御市・観測所
視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 4527 視野角:約8′ x 5’ ↑N
NGC 4527の距離は赤方偏移の値からは9600万光年、非赤方偏移の測定からは4500万光年という値が出ていて確定していません。遠い方の値を採用するとおとめ座銀河団の外側のメンバーということになります。
初期の段階のスターバースト銀河でありペアを組む銀河ともされていて近傍約30’南にあるNGC4536とのペアだとは思いますが距離が確定していないので物理的にもペアを組んでいるのかどうかはわかりません。
IC 3474 視野角:約8′ x 5’ ↑N
画面右端に見える淡いエッジオンの銀河です。
おとめ座銀河団の中心から少し離れた場所で、画像も性質もはっきりしないレンズ状銀河、楕円銀河が少なくなりほっとする領域です。
<以下2019年10月20日追記>
おとめ座B群銀河団(M49)の南 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(85mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/03, +6℃, 東御市・観測所 ↑N
12等以上の銀河をマークしています。M49を中心とするおとめ座銀河団B群の南には、M61グループ、NGC 4636グループ、NGC 4753グループがあり、それらのグループはおとめ座銀河団の南の境界を形成しているとされています。