NGC 3665(銀河), 光度:10.8mag, 直径:4.3′ x 3.3′, 分類:S0
NGC 3658(銀河), 光度:12.2mag, 直径:1.8′ x 1.7′, 分類:SA0
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 24=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/01/21, -4℃, 東御市・観測所
視野角: 54′ x 36′ ↑N
NGC 3665は、約1億光年の距離にある大型のレンズ状銀河です。しかし中心部分にはダストによるものと思われる構造があることがこの画像からもわかります。電波で明るい電波銀河であり、中心部にはブラックホールの存在が予測され、弱い活動銀河核を持っています。
この銀河は、周囲のレンズ状銀河の3倍のダストを持っていて、通常のレンズ状銀河とは異なり豊富なガスも保有しているにもかかわらず星の形成率は非常に低いことがわかっています。
ハッブル宇宙望遠鏡による画像はこちらから見ることができます。
https://hla.stsci.edu/hlaview.html
レンズ状銀河なのに見事な渦状構造があるんですね。
NGC 3665と実際にも近距離にあるグループ内のレンズ状銀河です。