Sh 2-310(散光星雲), 光度:–mag, 直径:480′, 分類:E
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/1/22 -1℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)
Sh 2-310(散光星雲), 光度:–mag, 直径:480′, 分類:E
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 24, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/12/22 -1℃, 東御市・観測所, 視野角: 77′ x 51′ ↑N
おおいぬ座の犬の足下付近にあるHII領域Sh 2-310は、実際の大きさが209pcもある単一のHII領域です。この星雲はNGC 2362 =τCMaによって電離発光しており、その強烈な輻射によって分子雲は押し出され空洞ができていると考えられています。
しかし、中心部の写真を見ると恒星の数も少なくなっていて不可視分子雲によって背景の恒星が遮蔽されているようにも見えるので空洞のように見える理由としては今ひとつ納得できない気がします。
この日は気流の状態が悪く、特に高度の上がらないこの星雲は1500mmでは面白いくらいピンボケで冴えない画像となってしまいました。