Sh 2-199(IC 1848, 散光星雲), 光度:– mag, 直径:120′, 分類:E
Sh 2-198(散光星雲), 光度:– mag, 直径:9′, 分類:E
IC 1871(散光星雲), 光度:– mag, 直径:4′ x 3.5′, 分類:E
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/11/16 -2℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)
Sh 2-199(IC 1848, 散光星雲), 光度:– mag, 直径:120′, 分類:E
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 24=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/11/16 -2℃, 東御市・観測所
視野角: 80′ x 50′ ↑N
Sh 2-199(IC 1848)は地球から約6000光年の距離にあり、IC 1805ハート星雲とともに天の川銀河のペルセウス腕にあります。星雲内にある電波源W5は、満月4つ分の空域に広がっている大規模な星形成領域であり中心にある生まれたての巨星からの放射と恒星風によって周囲のガスが押し出され大きな泡状(バブル)構造とその中の空洞が形成されているのがわかります。
これらの空洞の縁に押し出され濃縮されたガスの中で新たな恒星が形成され、さらにこれらの星によって新たなバブルが生まれることを繰り返しながら次々と新しい星が生まれて行きます。このメカニズムを裏付けるように、恒星の年齢は空洞の中心から遠ざかるにつれて若くなっていくことが観測確認されています。