Sh 2-129(散光星雲), 光度:– mag, 直径:140′, 分類:E
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II
ISO3200, 90s x 8, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/09/18 +14℃ 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)
ケフェウス座α星の南約3度の位置にある大きな散光星雲です。画面左下に見える紫色の小星雲はvdB140です。
Sh 2-129(散光星雲), 光度:– mag, 直径:140′, 分類:E
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造)
ISO12800, 30s x 24, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/09/18, 14℃, 東御市・観測所
視野角: 80′ x 50′ ↑N
画面左上の青色巨星HR8119によって電離発光しているものと思われます。近年このHR8119の周囲にフランスのアマチュア天文学者Nicolas Outtersによって新しい星雲が発見されました。Outters 4と呼ばれるその星雲は双極形をしておりスペクトルからは惑星状星雲にそっくりなのですが、中心にある青色巨星HR8119を取り囲むガスの幕というおよそ通常の惑星状星雲とはかけ離れた構造をしています。
まだその構造は解明されていませんが、Outters 4はSh 2-129とほぼ同じ位置にありHR8119からSh 2-129への物質の放出に関連する構造であろうと考えられています。
残念ながら、非常に淡い存在のようで今回の私の写真では全く露出不足で片鱗すら写りませんでした。次シーズンの挑戦課題としておきましょう。
NASA APOD:2014 July 18 – Ou4 の画像、巨大なイカ星雲という説明がついています。
https://apod.nasa.gov/apod/ap140718.html