NGC 3733, 3737, 3759(銀河・おおぐま座)


視野角: 54′ x 36′  ↑N
NGC 3733(銀河), 光度:12.4mag, 直径:4.9′ x 2.2′, 分類:SBc
NGC 3737(銀河), 光度:12.8mag, 直径:48″ x 42″, 分類:SB0
NGC 3759(銀河), 光度:13.3mag, 直径:1.1′ x 1.1′, 分類:SB0
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, フィルター無し, Sony α7s(新改造)APS-Cクロップ
ISO12800, 30s x 15, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/03/29, 0℃, 東御市・観測所

視野は前出NGC3738と一部重複します。NGC 3733は見かけの大きな銀河ですが、5.6等星SAO28064の光芒と自身の暗い表面輝度のためにさっぱり目立たない存在です。この日は透明度が上がらず輝星の周りはやや滲んだようになっていましたが、シンチレーション(大気の揺らぎ)は大変よく星が落ち着いていました。1000mmを超えるような長焦点になると写りの良し悪しはシンチレーションが支配的になるのでこの日の銀河の写りは良好でした。


NGC 3733 視野角:約11′ x 7’ ↑N


NGC 3737 視野角:約11′ x 7’ ↑N
この空域はAbell 1318という大きな銀河団の一部ですが、この銀河を含めた狭い領域にある銀河で小銀河団を作っているようです。


NGC 3759 視野角:約11′ x 7’ ↑N

 


おおぐま座γ星付近  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/03/20, +0.0℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

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