NGC 3504, 3493, 3512, 3515(銀河・こじし座)

NGC 3504(銀河), 光度:11.1mag, 直径:2.7′ x 2.1′, 分類:SBab
NGC 3493(銀河), 光度:14.3mag, 直径:1.1′ x 18″, 分類:SBc
NGC 3512(銀河), 光度:12.3mag, 直径:1,6′ x 1.5′, 分類:SBc
NGC 3515(銀河), 光度:13.9mag, 直径:54″ x 42″, 分類:Sbc
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, フィルター無し, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 15, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/03/29, 0℃, 東御市・観測所, 視野角: 52′ x 35′  ↑N

NGC 3504 視野角:8′ x 5’ ↑N
NGC 3504銀河は棒渦状銀河に分類されていますが、外観は少々変わっていて淡い2本の腕が銀河の周囲を取り巻くリングのような形を作っています。銀河の核は大きな星形成領域とライナー低電離中心核輝線領域)タイプの活性銀河核の両方の特徴を持っています。棒状構造に沿ってHII領域が存在しており、これはいくらかのガスがまだ核に落ち込んでいることを示します。小さな銀河グループに含まれますが、他の銀河との相互作用によると思われる顕著な特徴は示していません。(参照:http://www.kopernik.org/images/archive/n3504.htm)

超新星2001ac この銀河で2001年に超新星が発見されましたが、これも変わっていて、本体とは離れた東側の腕の中に出現しました。スペクトル観測をすると、通常の超新星ではなくエータ・カリーナ星タイプの星の爆発であったことがわかりました。このタイプの変光星は超新星爆発に近い明るさの変化を起こすことがあることが知られています。

NGC 3512 視野角:8′ x 5’ ↑N
NGC 3504の近傍にある銀河ですがこちらも2001年にタイプIIの超新星2001fvが発見されています。

NGC 3493 視野角:8′ x 5’ ↑N

NGC 3515 視野角:8′ x 5’ ↑N

しし座 臀部 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), ASNフィルター、Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/03/14, -3.0℃, 東御市・観測所 ↑N

 

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