2016年12月〜2017年1月、年越しで8日間のエジプト旅行。
申し込んでいたギリシャツアーが中止になってしまい代わりを探していたら、格安のエジプトツアーを発見。「7泊8日ナイル川クルージングの旅15万円」年末で全食事付でこの値段、大丈夫なんだろうか??
ルクソールまで直行便で15時間。まずはナイル川河畔のホテル泊、ナイル川の川幅は意外と狭いんですね。対岸は王家の谷。
カルナック神殿へ、時代の異なる複数の神殿があり広大。第一塔門から中へ
ハトシェプスト女王のオベリスク
ルクソール神殿の列柱
遺跡は後の時代に教会として使われたこともあり、キリスト教の聖人像が描かれた壁もあるんですね。
ルクソールの市街地、街はそこそこ綺麗です。この町の人は80%がコプト教徒だそうです。
市場のお土産やさんは値切れば格安
スーク、市場、物売りはしつこいですが安全です。ただしぼったくり価格には注意!観光客にはだいたい10倍ぐらいふっかけてきます。
食べ物は一般に香辛料をたくさん使う料理が多いのですが美味しくいただけました。
翌日は、渡し舟で王家の谷のあるナイル川西岸に行きます。
メムノンの巨像、手前に黒いワンコがいるので大きさを比較してみてください。
王家の谷の墓群は撮影禁止でした。その裏にあるハトシェプスト女王葬祭殿はOKです。
エジプトの修学旅行に来た生徒たち。男の子と女の子は別クラスみたいです。
ハトシェプスト女王の顔のオシリス像。
ツアーはナイル川をクルーズ船で移動しながら遺跡を巡ります。
昼間の移動中は川岸の風景を楽しむことができます。
エドフという町に来ました。タクタクは世界中で活躍してますね〜。でもここでは馬車が主流で少数派でした。
店番の女の子。この町の人は皆民族衣装でした。
ホルス神殿、高さ36mの第二塔門。
神殿の中のレリーフは大変良い状態で残っています。
どの遺跡も博物館も警戒は厳重です。入館時には必ず手荷物のX線検査が行われます。また、ツアーバスには武装ガードマンが同乗します。
手漕ぎの漁船で漁をしている風景をよく見かけました。ワニは現在本流にはおらず、魚はナマズが多いそうです。
ナイル川の夕暮れ。次回は、アブシンベル、サハラ砂漠、カイロ 紀行です。
*チャーター便の空席を埋めるツアー?は格安
時々あるみたいですね、出発前1ヶ月を切っての募集でした。チャーター便ですからルクソールまで直行で快適な空の旅でした。
*エジプトの治安
観光地の入り口にはマシンガンを持った警察が必ず警備についています。ホテル、船、博物館などは入場の際に金属探知機とボディチェックを受けます。ツアーバスには拳銃を所持したガードマンが添乗します。厳しい警戒で治安はだいぶ回復したようです。それでも観光客は一時期の半分以下だそうです。
*気候と温度
冬のこの時期は昼間の気温は15度〜20度くらい、朝夕は10度くらいまで下がります。風があると寒いので薄手のダウンぐらいはあると便利です。砂漠もある乾燥地帯ですから観光最適シーズンは11月から4月です。
*ぼったくり市場とお買い物
市場ではだいたい観光客には10倍くらいの金額をふっかけてきます。交渉は必須です。事前に相場を調べておくと安心。泥棒はあまりいないらしいのですが、お土産屋でお財布の中から高額紙幣を抜き取りお釣りを少なく渡す詐欺?が発生しました。お財布は見せてはいけません。
*遺跡観光
やはり遺跡の規模と数に圧倒されました。他国の遺跡とは比較にならない量と質だと思います。しかし王家の谷は全面的に撮影禁止、カメラの持ち込みができませんでした、残念。
関連ページ
エジプト旅行記2・アブ・シンベル〜カイロ(2016/12〜2017/01)