NGC 1624(Sh 2-212・散光+散開星団), Sh 2-211(散光星雲), B-20 (暗黒星雲), 直径:60′, 分類:2
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 7, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/01/04 -3℃ 東御市・観測所, 視野角:4.2° x 2.8° ↑N
NGC 1624(Sh 2-212)は、散開星団とそれを取り囲む散光星雲です。輝度の高い星雲なので写真映りも大変良く目立つ赤い円板状に写ります。画面の右上には小さな赤い散光星雲Sh 2-211が見えますがSh 2-212と共にその北側に広がる暗黒星雲B-20から伸びてくる星間ガスの一部と考えられます。
NGC 1624(Sh 2-212)Sh 2-211(散光星雲)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造)フルサイズ
ISO12800, 30s x 16, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/01/04 -3℃ 東御市・観測所, 視野角:80′ x 50’↑N
視野角:約19′ x 13’ ↑N
NGC 1624(Sh 2-212・散光+散開星団), 光度:11.8mag, 直径:5′, 分類:II 1 p n
Sh 2-211(散光星雲), 光度:—mag, 直径:2′, 分類:E
最新の距離データ(T. Foster and C. M. Brunt 2015)によると、Sh 2-212には4個の電離星があり、Sh 2-211には3個あります。それらの電離星を使用した距離データは、Sh 2-212 =4.81Kpc, Sh 2-211 =7.39Kpcとされ2003年以前の計測値6Kpc前後とはかなり異なるようです。最新の距離データが正しいとすると同じ星間ガスの一部とは言えないでしょう。
ペルセウス座〜ぎょしゃ座 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), フィルターなし、Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/10/20, +6.0℃, 東御市・観測所 ↑N
*2021/10/20 追記・修正