NGC2264付近(散光星雲・いっかくじゅう座)

NGC2264-1512fullNGC2264付近(コーン星雲からクリスマスツリー星団)
BKP300 1500mm f5, MPCC-MK3, HEUIB-II,  Sony α7s(新改造)フルサイズ, ISO12800, 30s x 16, TS-160JP, TemmaPC, , 2015/12/07
RStack(ダーク処理)Lightroom 6.0(現像)SI6.5(フラット処理、コンポジット、デジタル現像)Photoshop CS3(色調調整)

ちょうど全景が1500mmのフルサイズの画角にすっぽり収まります。青と赤の星雲の色のコントラストが見事な領域です。

*追記:2016年2月に北側に広がる星雲部分が入るように撮影、処理も少し変えました。NGC2264-1602full

*追記:2017年01月 FSQ85EDとK-70(改造)でこの付近を撮影しました。ngc2264-fsq-1701NGC2264、クリスマスツリー星団付近の散光星雲
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、フィルター無し, ISO3200, 60s x 10, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII,  2017/01/04 東御市・観測所, 視野角:4.24° x 2.81° ↑N

*以下追記:2017年05月

NGC 2264(Sh 2-273・散開星団+散光星雲・いっかくじゅう座)

NGC 2264(クリスマスツリー星団), 光度:4.0 mag, 直径:40′, 分類:IV3pn
Sh 2-273(散開星団+散光星雲), 光度:— mag, 直径:250′, 分類:E
NGC 2261(ハッブルの変光星雲), 光度:— mag, 直径:2′, 分類:E+R
LDN 1607(コーン星雲・暗黒星雲), 光度:— mag, 直径:—‘, 分類:—
LDN 1603(暗黒星雲), 光度:— mag, 直径:—‘, 分類:—
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 7, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/01/25 -7℃ 東御市・観測所, 視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

NGC 2264(クリスマスツリー星団), 光度:4.0 mag, 直径:40′, 分類:IV3pn
Sh 2-273(散開星団+散光星雲), 光度:— mag, 直径:250′, 分類:E

BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3,  HEUIB-II, Sony α7s(新改造)フルサイズ, ISO12800, 30s x 16, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/01/25 -7℃ 東御市・観測所, 視野角:80′ x 50’↑N

NGC 2264は正式にはクリスマスツリー星団とコーン星雲の2つを含みます。コーン星雲は単独でウイリアム・ハーシェルによって発見されたのですが、NGCカ タログでは星雲だけでなくクリスマスツリー星団も含めてNGC 2264と命名されました。そのためややこしいことにNGC 2264というだけではまったく性格の違う2つの星雲のどちらを指すのかがわからなくなってしまいました。

 

<以下2018年6月12日追記>

Sh 2-273(NGC 2264, LDN 1067, NGC 2261・いっかくじゅう座)

Sh 2-273(散光星雲), 光度:–mag, 直径:250′, 分類:E
NGC 2264(散開星団 +、クリスマスツリー星団), 光度:3.9mag, 直径:20′, 分類:
LDN 1067(暗黒星雲、コーン星雲), 光度:–mag, 直径:–, 分類:–
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 24, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/1/20 -4℃, 東御市・観測所, 視野角: 54′ x 36′  ↑N

Sh 2-273(散光星雲), 光度:–mag, 直径:250′, 分類:E
NGC 2264(散開星団 +、クリスマスツリー星団), 光度:3.9mag, 直径:20′, 分類:
LDN 1067(暗黒星雲、コーン星雲), 光度:–mag, 直径:–, 分類:–
NGC 2261(反射星雲、ハッブルの変光星雲), 光度:–mag, 直径:2′ x 1′, 分類:E+R
LDN 1063(暗黒星雲),
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/1/20  -4℃, 東御市・観測所, 視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

Sh 2-273は、いっかくじゅう座S星を中心とする散開星団(クリスマスツリー星団)の周辺に広がる大きく明るいHII領域です。4度以上の広がりがあるので、320mmの広角カメラでもはみ出してしまいます。

以前にも紹介しましたが、NGC 2264はややこしいことにクリスマスツリー星団とコーン星雲(LDN 1607)を含んだ呼称です。暗黒星雲、反射星雲、散光星雲、散開星団、星雲型変光星、と様々な天体を楽しめる領域です。

この広大なHII領域は、いっかくじゅう座S星(変光星)によって電離発光しています。大きく明るく見えるのは距離が800pcと比較的近距離にあるためでもあります。

 

 

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