超長波(VLF)とループアンテナ

ループアンテナ1号
超長波(VLF)の電波はオーディオの周波数と大部分重なるので、パソコンのサウンドカードにマイクの代わりにアンテナをつなぐとVLFの受信機となる。Windowsならそれ用のフリーソフトもあって(Spectrum Labなど)特定の周波数に同調してJJYの受信などもできてしまう。Macにはそんな便利なソフトはないが、サウンド用のスペクトラムアナライザーソフト(iSpectrumなど)で、受信電波の波形を見ることはできる。サウンドカード経由だから電波を音として記録するのも簡単だ。市販の受信機などほとんど存在しないので、パソコンのサウンドカードを利用するのがもっとも手っ取り早そうだ。問題はアンテナ、これは市販品などあり得ないので自作する必要がある。すぐに思いつくのは電線をグルグル巻き付けるループアンテナ、これなら構造は単純なので自作はしやすそうだ。というわけでさっそく試作実験してみた。
結論から言うと、中波や長波にはループアンテナは最適だが、VLF帯には少々難がある。なにせ目的の電波の波長が10〜20kmもあるのでループの長さも半端じゃなく長くなる(数百メートル)。なおかつアンテナは指向性が強いので物理的に設置できる場所が限られてしまう。ループアンテナは磁界を捕らえるタイプなので低い周波数では、商用電源からのノイズに弱くノイズだらけになってしまう。というわけで我が家のベランダでの試験の結果は商用電源の50Hzを基準とする強烈な高調波のノイズが聞こえるのみ。というわけで早々にループはあきらめてボツとなる。

<遅まきながら2021年4月 追記>

結局、いろいろやってみた結果、アンテナはコンデンサータイプのこのアンテナが最も適切でした。缶ビールじゃないかって?そうです、缶ビールを2本使います。Radio Waves below 22 kHzというイタリアの低周波マニアの方々のサイトでこちらにアンプを含めた詳しい制作記事があります。http://www.vlf.it/torsten/_B3CKS-ANTENNA.htm 流星の発する低周波は、プツプツという音で明瞭に入ります。回路も簡単なのでお勧めです。

関連する記事
☆流星の音・電磁波音に関する考察とサンプル音
☆超長波(VLF)とループアンテナ
☆雷の発する超長波(VLF)・極超長波(ELF)
☆ペルセウス座流星群2011・超長波(ELF,VLF)での観測

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中